代表挨拶

みなさん、こんにちは。
CLOVER~難民と共に歩むユース団体~のホームページをご覧いただきありがとうございます。
私はCLOVER8代目代表を務めております、柳沼茜音と申します。
 
CLOVERは2009年に創設者の浅野マミによって設立された、筑波大学の学生による団体です。私たちは、難民として来られた方々を含む、東日本入国管理センターの被収容者の方々、もとい仮放免中の方々へのサポートを中心に、入管の問題を含む難民問題に対し多角的で中立な視点から取り組んでいます。被収容者の方々へのサポートとしましては、面会活動、辞書や教材の提供といった日本語学習のサポートを行っています。また、難民問題や収容所の問題をSNSやイベントの企画を通じて発信・啓発するなど、「学生でもできること・学生だからできること」に幅広く取り組んでいます。

私たちの活動の根本にあるのは「Care&Love for Refugees」の精神です。これは、私たちがサポートをしている難民・被収容者の方々だけでなく、メンバーをはじめとするCLOVERに関わるすべての方々に対する「気遣い(Care)」と「愛(Love)」を常に持ちながら活動していこうという、CLOVERの活動を続けていくうえで最も大切な姿勢です。私たちの団体名「CLOVER」も、この「Care&Love for Refugees」から少しずつ文字を取りつくられました。

さて、ここまで、「サポートする」という言葉を用いて活動の説明をしてまいりましたが、私たちの活動は決して、上からの一方的な支援であってはなりません。CLOVERの理念は、「難民の方々・被収容者の方々に寄り添うこと」であり、私たちの目的は、彼らと同じ目線に立ち寄り添うこと、そして私たちだからこそ気付くことができている問題について、より多くの方々に知っていただくことにあります。

ただ寄り添うということは、物的な支援や法的な支援に比べれば大きな力を持たないかもしれません。問題の根本的な解決にすぐ繋がるものではないかもしれません。しかし、閉鎖的な環境下でのわずかな外との接点である面会の場で、ひとりの人として向き合うこと、コツコツと日本語の勉強を続ける方々をそっと後押しすること…ともすればほんの些細なことが、彼らが前向きに日々を過ごしていくためにとても大きな意味を持つものなのだと、私たちは彼らとのふれあいの中で知ることができました。
また、どんな環境下にあっても、収容所から出たらこういうことがしたい!と目標を語ってくれる姿に、私たちの方が元気をもらうことも数知れません。

「今」目の前で苦しんでいる方々に寄り添うこと。
それが私たちCLOVERの活動なのです。
難民の方や被収容者の方、支援者の方々や顧問の先生など、多くの人々の支えのおかげで、CLOVERの活動も9年目を迎えました。
これまで脈々と受け継がれてきた「Care&Love」の精神、そしてこの7年間で築かれてきた被収容者の方や支援者の方々との「つながり」を大事にしながら、今後は、私たちが寄り添う彼らに「今」手を差し伸べたい方々のプラットフォームにもなっていくことができれば、と思います。
私たちはこれからも、一歩ずつ、「寄り添う」在り方を模索していきます。

CLOVER~難民と共に歩むユース団体~
8代目代表 柳沼茜音